祭の始まり・神輿渡御

祭は24日の神輿渡御から始まります。朝、神輿は鬪雞神社を出発し、その行列は市内を通って江川漁港の御旅所へ向かいます。神輿に続いて馬が3頭、化粧し狩衣を着た乗子と呼ばれる子供を乗せ、馬子に引かれて神社を出発します。

御旅所勤め

御旅所に入った御輿に対して、お勤めを行います。御輿の前を役馬3騎は右回りに3周します。

笠鉾巡行

神輿を先頭にお笠などの行列が鬪雞神社に向けて出発します。
神輿は市内各所を回り、一足先に鬪雞神社へ戻ります。お笠は「お宿」(各町内のお笠の世話役)や神社でのお勤めのため、神輿とは別行動となります。

御旅所から本社へ

御旅所から本社へ笠鉾列の見送り

鳥居前の勤め

お笠は夕刻に鬪雞神社に到着し、鳥居前参道に並んで夜のお勤めを待ちます。24日は本殿前には入らず、鳥居前でお勤めが行われます。

旧会津橋曳き揃え

お勤めの終了後、お笠は三味線や笛太鼓の戻り囃子を奏で出発し、会津川河口近くの旧会津橋に向かいます。
到着したお笠は旧会津橋に曳き揃えられ、その後各町へと引き別れて行きます。
川面に美しい灯を映し出す、田辺祭の名物の一つです。